日清フーズタイランドさんのカップラーメン

一昨年だかに工場新設し製品もマーケティングも一からやり直し感のある日清フーズ(タイランド)さん。ママーというブランドが圧倒的に強いタイのインスタントラーメン市場でどうなるのでしょうか。

ざっとですがタイのインスタントラーメン市場はもうびっくりするほどにトムヤムクン味が席巻しています。バリエーションもトムヤムクン白いスープとかトムヤムクン田舎風超辛い酸っぱいとかトムヤムクン麺に練りこんだとかが8割でしょうか。これはタイ人が「インスタントラーメンとはトムヤムクン味である」という概念が確立していることの表れと思います。

日清フーズさんも市場嗜好に合わせて赤いもの、赤くないけど酸っぱいもの、などを作っておられます。それよりも現状製品で私の好きなものは写真のクリーミーシーフードです。日本の日清カップヌードルシーフードに近い味で大層お気に入りですが売れ行きはイマイチなのか7-11ではすでに並んでおらず、ファミリーマートやマックスバリューでは赤い辛いといった製品の横にちょろっと並んでいる感じです。

辛いと思いこみのあるタイのインスタントラーメン市場でせっかく作ったクリーミーシーフード、赤辛に対抗するのでなく「日本のレシピそのまま」(現状は厳密には違いますが)、多くのタイ人が健康に気を遣うようになった近年に辛い物を食べるがゆえに胃腸が悪いという統計から「体に優しいマイルドラーメン」といった一般的に体に悪いと思われがちなインスタントラーメンで敢えてヘルシー志向にしてみる、などでアプローチするのはどうでしょうかね。せっかくママートムヤムクン味というガリバーに挑戦するならそれにはない点を強調して展開し是非この商品を息の長い商品にしてほしいです。お気に入りがなくなるのも悲しいですし。

また、ラーメンやカレーライスといった和食の浸透が早く広い現状、それこそ日本のスープおよび麺レシピそのままのしょうゆ味やカレー味をタイ国内価格で作ると「日本の会社だからこそ出来る製品」としてママーとは別カテゴリーの市場が出来そうな気もします。食べることは特に敏感なタイ人なら「しょうゆ味は細麺、カレー味はもちもち太麺」といった違いもすぐ発見してどれが好きか、何が美味しいと感じるか、という次の製品開発に必要なフィードバックもすぐ得られると思います。女性のダイエット志向も強い中、日本のミニカップサイズも小腹がすいたけど一杯は食べたくないという気持ちに訴求できると思います。

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