2017/07/24メルマガ バンコク、コンドミニアムの居住具合は?

所せましと立ち並ぶバンコク中心地の高層コンドミニアム。
タイは2014年05月からの軍政を理由とした海外投資家の手控え、
潜在成長率や成長期待率などがほかの新興国より鈍めによる外資の他国流出、
などが続き一般的には「不景気だ」と言われていますが、建設関係は投資が続いており、「建設バブル」ともいえる状態です。

この写真は昔からの高級住宅街であり、近年ではタイ最高級のショッピングセンターがどんと居を構えて、在タイ日本人ほか外国人も多く住むプロンポン周辺を捉えた写真です。

日本の財テク雑誌などにも「海外コンドミニアム投資」として名前の挙がっているコンドミニアムもあると思います。このあたりのコンドミニアムは高級コンドミニアムがほとんどですね。最近の財テク雑誌は価格の高騰した高級の部類よりも、新興開発が進んでいる地域の庶民-中級、またはバンコクの次に日本人の多い地方の街を紹介していることも多いようです。

こちらはプロンポンの東隣りにあるトンロー周辺の様子です。このエリアも高級住宅街ですし、日本人学校の位置関係ゆえに在住日本人が非常に多い地域です。
一番右が建設中、真ん中の3つは単身赴任の日本人駐在員も多く住む物件です。そして左の背が高い物とぐっと低くなっているもの、こちらも開発済みのコンドミニアムです。

トンローの駅周辺はこういう感じですが、トンローについては駅周辺よりもトンロー通りに沿って大規模開発がいくつも進んでいます。

そうなると、気になるのは「こんなに開発進んでるけど、本当に売れているの?」というところですね。ディベロッパーのIR資料などを見ると「販売好調」とはなっていますので、IR資料を基に判断するのなら売れている、となります。
また、昔はよく見た「部屋売ります」の看板もあまり見かけないので、体感的にも売れているのだろうなあ、という感想です。

一方、建物は人が住んでないと朽ちていくもの。どれぐらいその建物にひとけというか”活気があるか”というのかは興味のあるところですね。次の写真はほとんど資料のない「入居率が推測できる風の写真」です。

二枚目と同じあたりを夜21:00ぐらいに撮影しました。明かりがついている部屋は全体の30%にも満たない感じでしょうか。
言い訳?としては「ぶ、分厚い遮光カーテン引いてるから、、」「も、もっと夜遅く帰ってくる仕事熱心な人たちばかりだから、、」となるとは思いますが、この数年見かけるたびにこういう感じで、増えている様子もないので、たぶんこれが実際に入居している実態でしょうね。

確かに建設は非常に多い、これは事実です。一方、海外コンドミニアム投資に興味があり、新興国での家賃収入をもくろんで購入しても、入居者がみつからないとローン負担だけになってしまいます。
自分の部屋に人が入ったとしても、建物全体にひとけがないと建物全体がなんとなく朽ちていくものです。

かといって、関連設備業界などはそんなここの事情よりもとにかく売り上げが立つことが重要なので、こういう状況でも悪くはないわけです。

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投資家なのか関連業者なのか、で建設バブルについても見方がいろいろ変りますね。ディベロッパーさんには箱作りも大切ですが、入居者確保もしっかりお願いしたいですね。

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