2017/08/08メルマガ タイ、消費者のおにぎり購買のポイントは

タイでも和食は大人気。今やおにぎり、かつ丼、巻きずしなど、高級スーパーはもちろん大衆向けスーパーでもとても廉価で販売しており、タイ人の食生活にも浸透しているのがうかがえます。

写真は日系スーパー・イオンのおにぎりコーナーの写真。この写真から「かつては画期的だった新製品がそれなりの供給がなされた場合、購買する次の関心事項は何か」と言うのが見て取れます。

お店側が「消費者の関心はここだろう」と思っているポイントですが、、。ここでは「値段だよね!」と言いたげな陳列方法をしておりました。

日本でのおにぎり販売は価格もさることながら、やはり中身やお米のブランドなどで差別化を図るのですが、ここは「中身は全く介さない」風ですね。しかもよく見ると同じ列に全く違う中身が並んでいたりして。

推測するに、
中身は何でもいいのでまずは価格で注意を引いて、興味あれば中身は自分で確認?
単に店員さんが置く向きを間違えた?
工場から届いた時はちゃんと種類別に整列して並んでたのに、並べる時は両手でわしわし次から次へと価格を通路側にして置いていった?
新しいスタッフさんがテキトーにおいた?

ナゾは深まるばかりですが、
本部からは置き方の指導があったが現場としては「一番聞かれるのは価格」のためこの方向で置いた。
内容はてりやき鮭、塩じゃけ、サーモンステーキ、鮭マヨ、と鮭がほとんどなので、あまり中身に注力して買う人はいない。(鮭ならいい、的嗜好)
もしかしたら店舗からの商品陳列に関する指導教育がなく、スタッフにとっては良くわからない商品なので、とりあえず重要な購買要素である価格を見せる並べ方にした。

などが現実的なところでしょうかね。
 

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不思議な陳列をしているおにぎりを眺めつつ、21世紀になった直後頃のバンコクでは「今日は”奮発して”和食に行きますか」なんて会話をしていた事がもはや二昔前のことなんだなあ、と実感します。

日本が少子高齢化を迎え、培ってきた食品加工技術が海外市場を求めて活動しているのも、海外で和食が広まる一旦なんだろうなあ、というのも思います。

またこのおにぎり陳列は、本部の指導から外れて現場が勝手にローカライズする、という日系企業の悩みを表す姿とも言えるかもしれません。

と、おにぎりの並び方だけでいろいろ考えてしまった一件でした。

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