2018/08/28メルマガ タイ、準天頂衛生システム「みちびき」の打ち上げ成功がどう影響してくるか

準天頂衛星システム「みちびき」の打ち上げ成功により、ナビゲーション界の大きな変革が期待されています。誤差6cmというと、歩きながらふと横を見た時につま先が動く、そんな違いも感知できるほどです。自動運転の普及により運転が不要になる、移動中の手持ちぶさた時間に何らかの娯楽を提供する、というようなソフトおよびハード分野の成長が見込めるかもしれませんね。

さて、ちょっと話はずれますが、タイと日本の大きな差に「タイ人は地図が読めない・描けない」と言うのがあります。日本であれば方位記号を書いて「北が上、南が下」という共通認識で地図を見ますが、タイ人に地図を描かせるとマア無茶苦茶。場所の説明も「何とかというビルの向かい」など、そこまで行くにはどうしたらいいのか、と言うような説明をします。

これは一見「レベル低いからなー」と思いがちですし、タイ人本人も「レベル低いですよね」と自虐的な発言をしますが、ある時「これはレベルが低いのではなく、地図を読む描くという教育がしてないのでないか」と思いました。

以下いろんな人の意見のまとめです。
タイは日本と違い陸続きにより、地図や経路情報と言うのは国家安全保障にかかわる。いつどこで反旗を翻すものが現れ敵対勢力をひそかに陸路で招き入れるか分からない。そのため、国民には地図の重要性はもちろん、読み方も描き方も教えていないのでは。
というのが、タイ人の地図が分からない根源になっているような気がします。

実際、スマートフォンが世に出てグーグルへの地図提供をかなりの間渋っていた、とのことです。数年前に「民間用と軍事用を分ける」としてカーナビなども民間普及が可能になったとのことです。

と、固い話になりましたが、タイで見かけたおもしろカーナビ。壊れたカーナビを直すより、安いスマートフォンを買ってテープではりつけてみたり。

こちらは一見ちゃんとしたカーナビ風ですが、よく見たらタブレットが張り付けてあります。画面はYoutubeでこの時はよく知られた場所が目的地でしたので出番はありませんでしたが、ちょっと分からないところに行くときはこれがそのままナビとして使われるのでしょうね。

こういう方式なら、現在はタイは対象外となっているみちびきも、対象となればまずは今までよりも断然精度のよいナビとして導入されるでしょう。
その後自動運転へ進化した際も、USBでタブレットをつないでぽぽぽんと設定するだけでOK、とあれこれ心配していじくるよりも進化と普及は早いかもしれません。

Logos

タイでは地図の見方や描き方は習わないようで、「北に向かってどこそこで」など説明すると「右か左で言ってくれ」と言われることが多々あります。右や左なんてどこを向いた誰の基準が不明なものでは正確な説明は出来ない、そして道に迷う。そういうタイ人にとってナビとは日本人が考える以上に「便利なもの」なのだと思います。
タイで今後何かの販売を検討した時、「日本では常識として言っていることが通じない点」というのが彼らのお困り解消に役立つのかもしれません。また、日本のように「ナビ」「携帯」とそれぞれの役目を果たす専用機よりも、「一台であれこれできてしかも安い。取り付けは適当」という、どこかにあるちょっとしたぬけ感もヒントになるかもしれませんね

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