2017/09/11メルマガ AIが今後奪う単純作業の一例?

人工知能が人間の多くの作業を奪って大量の失業者が出るだろう、と言われています。

 

新しい技術が表に出つつあるころはよく言われることですが、そういいつつも、それにまつわる新しい仕事が発生するため、奪われるまでは行かないかもしれません。

ただし、新しい技術でより「人間にしか出来ない、しかし単純作業」、というものになる可能性は割りと高いと思います。そうすると、仕事を奪われるまでは行かなくとも、賃金は高くない仕事へと変化していくことでしょう。

今回は賃金が更に低くなりそうなケースを考えてみました。

お店で見かけたアメリカ製ポップコーンの袋。ハワイで大人気のぴりっとスパイシーなシーラチャソース味です。

ハワイで大人気と言っても、元はバンコクから東南へ120km走った元漁村現バンコクに次ぐタイ第二の日本人駐在員が多数居住する村・シーラチャが発祥なんですけどね。

お店で見た時「うーむ、なんだろうこの、、んー?」と違和感を感じてジロジロ見て、「あ、そうか、微妙に中心線がズレてるんだ」とわかりました。縦ピロー包装と思われますが、きちんと中心線を合わせずセッティングしたのでしょう。

ひっくり返すと更に発見。緑一直線にならないといけない締め口がこちらもズレている。これは左右水平に置くべきフィルムロールの芯が左右で高さが違う、または左右のどちらかを引っ張りすぎてズレている、いうことですね

よく見ると日本ならそういう時に設定の目印とするフィルム上のアイマークもない。うーむ、なんか全部雑だ、雑すぎる、と笑って思わず購入しました。

消費者としては笑ってネタに出来ますが、生産者としては割りと見過ごせない点じゃないかと思います。

ズレがそのまま気密性を下げるような原因になったら?ズレがそのまま袋の破裂の原因になったら?日本ほど消費者のこだわりがないマーケット向けとしても、それは現状であり、今後はそういう製品はポカよけ行きとなるのなら、フィルムロール1本分全部NGか、ということになってしまいます。

こういう作業は、今後AIが登場すると、フィルムを箱から出すぐらいは人間がするのでしょうが、芯棒の通し、定位置への確実なセッティング、最初の1袋か2袋での作動確認、正品かどうかの画像確認、、

果てしなくありますが、人間に残されるのは本当に極々軽作業のみになることでしょう。

経営者としては人間を雇うことにまつわる事象、人件費や厚生費など経費削減はもちろん、離職率の高さによる精通者育成課題、職場での人間関係や係争事案による心労、何よりもあらゆる中進国・先進国で起きている作業員不足というものがかなり解消されることでしょう。

労働力を提供する側は、昇給のしようのない仕事に対して、目の前の1,000円2,000円の昇給で転職し、残業がないと生活できないと訴え、自分で残業を望みながらその時間が多すぎるブラック企業だとSNSで悲鳴をあげる、、。

Logos

たかがシーラチャソース味ポップコーンのパッケージで考え過ぎではありますが、新しい技術が勃興しつつある時期というのが、今後どのように人間として生きて行くのか、今後どのように法人として生き残っていくのか、をどなた様もが考えるよい機会になりますように。

Follow me!