2017/12/18メルマガ タイ、人件費高騰によるIT活用例

タイにもお歳暮の習慣があり、というか日本のお歳暮をタイ風にアレンジしたものかとも思いますが、一年の感謝を込めてバスケットを持参して今年のお礼と来年のさらなる良きお付き合いをお願いする習慣があります。

これは近所のスーパーでのお歳暮コーナーです。

特徴的なのは商品の前にどーんとQRコードが置いてあること。昨年まではこの時期用に従業員かキャンペーンガールがいたような気がしますが、今年はQRコードで「細かいことはここから見てください」形式になりました。

現在、タイの都市部では人件費が高騰、同時に少子高齢化での人手不足、それでいて仕事ぶりは以前のまま。人材雇用投資率が著しく悪化した感があります。

タイでは昔からサービス業でもぶっきらぼうに「知りません」「私のせいじゃありません」と答えることが頻繁でしたが、近年はSNSの発達かつ爆発しやすい国民性からか、そんな回答をするとすぐ大炎上。

炎上対策例ですが、某大手のコールセンターではオペレーターにつなぐ前に「会話は全て録音しております」とのアナウンスが入り、フォロー電話や時間を置いたとしても質問への回答をかけてくることも多くなりました。

対面でも非対面でもあれこれ気を使う対策に辟易としたのか、「必要情報は全てHPを見てください」と言わんばかりのQRコード設置なのでしょうか。

それでもHPに最新情報が載ってないとか、しばらく更新してませんとか、字を読むのが面倒なので読まずに電話をするとか、HPの意義はとおもうようなこともままありますが、様々な背景でキャンギャルではなくQRコードになったんだろうな、と思います。

少子高齢化、中進国の罠、通信機器の汎用化とそれに伴う統制不可な個人の情報発信など、たかがスーパー店頭に掲示してあるQRコードですが、タイの様々な悩みが凝縮されているのかもしれません。

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