2018/01/08メルマガ タイ、コンビニメニューが日本を模倣追随するがその精度は

皆様遅らせながら明けましておめでとうございます。2018年もよろしくお願いします。

今年最初は日本でも流通小売市場を大きく占めるコンビニネタからです。

オフィスの最寄コンビニがファミリーマートで、ある日公共料金の支払いに行くとドアに美味しそうなサンドイッチの写真が。

うむ、食べたい。アイキャッチとしては悪くない感じですね。ポスターには「日本風サンドイッチ」などの記載もあり美味しそう。特にカツサンド。
店に入り公共料金の支払よりもまずは陳列棚へまっしぐら。

写真を見て「うむ、食べたい」と思った商品でしたが現物を見ると 、、うむむー、、となってしまいました。

特にチキンのささみか胸肉かの削ぎ切りをいくつかレタスの上に並べた物。製造時はパンの上に重ねていく感じで問題なかったと思いますが、包装され運搬される間に削ぎ切りが崩れ型崩れを起こし見事に波打ってしまっています。

うーん、これはそういう加工であれば運搬時の型崩れの可能性を誰も指摘しなかったのか、とか思いましたが、もしかしたら「包装材をぴちっと巻けば大丈夫」という判断だったかもしれません。しかしレタス自体も型崩れしやすいため、予想外になってしまったのでは、と思うような形状です。

形はうむむでしたが、マア一度食べてみようと数種類購入しました。

カツサンドはさすがに崩れませんね。卵サンドも卵黄を半熟で残して粘度があるためかまあまあの形状保持。チキンサンドはこうやって並べると「うむー、もうちょっと工夫をだなー」と偉そうに指摘したくなりますね。いくつかの改良点が是正されれば悪くないレベルまでは来ているでしょう。

味つけや素材、何よりも製パンがまだまだという声もありますが、模倣追随精度としてはそこそこ以上には行けてるのではないでしょうか。

タイのコンビニはここ数年ぐっとご飯メニューが増えました。タイと言えば屋台が庶民の外食場ですが、2010年頃から衛生観念も向上してきたためか、屋台に対して衛生面や食材の鮮度維持の課題を指摘するような人たちも増えました。

その分「衛生的な工場で生産、適切な温度管理下で販売しています。身近なコンビニで24時間販売しています」というコンビニ弁当の伸びにチャンスがあります。

ただし日本の幕の内を始めとする弁当文化には全く追いついておらず、コンセプトは屋台のかけ飯そのままです。

幕の内風の3つぐらい仕切りがあるトレイを使って、と言うものも出てきてはいますがごく少数。作業工程の増加負担もさることながら、「何を入れるか」が思い浮かばないのかもしれません。

このあたりは追随も模倣も全く追いついていません。

日本式がすべていいわけではないでしょうが、弁当追随精度はまだまだだな、と思います。

弁当については、日本のコンビニではあまり見ない値引きもあります。

15:00以降は50%オフと大胆な値引き。しかもファミマのロゴ入りの立て看板なので運営公認の値引きということですね。

コンビニは便利と引換に値引きをしない、経費と利益を計算して出した価格で販売して収益を上げる、がビジネスモデルかと思うのですがなんだかその原則から外れているような。

もしかして、看板用意するぐらいだから売れ残るのを想定している?そんなことを想定するぐらいなら完売するメニューや見た目にしたらどうか、と他人事なのでなんとでも言えますが、「せっかくならもうちょっと工夫をだなー」とここでも一人でぶつくさつぶやいてました。

周辺諸国コンビニに比べるとはるかに日本風の点が多いタイのコンビニですが、世界一の日本のコンビニ運営コンセプト徹底、製品アイデア、管理手法の取り入れはまだまだかもしれません。

 

Follow me!