2017/01/29メルマガ タイで申請取得したFDA登録がアセアン他国でも適用可

2018/01/26、JETRO主催のタイ食品医薬局(FDA)に関するセミナー 化粧品部門に参加してきました。

タイのFDAと言うと長らく
許認可に時間がかかる、費用がかかる、手間がかかる、散々待たされて最終的に却下された、提出した書類が流出して類似品が作られているらしい、などロクな噂を聞かないのですが、

今日「おお!これはいいのでは!」と思ったのは、

1.構成成分は全て明記が必要だが、主たる成分の%以外は%表示をしなくてよい、

2.タイで許認可を受けたら基本的にはASEAN10カ国で適用可、

と言っていた点です。

1.構成成分%表記

念のため、さきほどこの点はセミナーで配られたメールアドレスに英語で送って「上記理解しましたが間違いありませんか」と確認しておきました。返答が貰えれば揉めた時の証拠文書です。

これであれば類似品の精度もがっくり下がる、または類似品自体が作れない可能性が高くなります。

2.ASEAN共通で使える許認可
タイで一枚許認可を取れば、各国での手続きがぐんと短くなる、ハズ。=取得時費用も安くなる、ハズ。

おお、100万年経っても全く変わらないと思っていたタイの役所も変わってきているねー!とおかしな所で感動しました。

なぜこのタイミングでセミナーだったかと言うと、数年前から電子文書化、電子情報処理系のテスト運用をしていたらしく、2018年から本格稼働。らしい。

併せて、2015年末に発足したASEANとの協議も進み足並みも揃った、というところでしょうか。

それでも、まだまだ変わっていないところもありました。

他の出席者が「電子情報処理になった場合、人を減らすことになるのですが、それは今後申請許認可工程にどういう影響がありますか」と言う質問をしていました。

回答は「今までは許認可費は大蔵省の収入になっていたが、これからは厚生省の収入となり、それを人件費として投入する」という???な回答でした。

出席者としては「電子処理になり人員は削減するが、人手を介さないがゆえに工程は迅速になり費用も廉価になる」を期待した質問だったと思うのですが、、。

思わず挙手して「いや、人件費に投入しちゃアカンでしょ」と発言しそうになりましたが、「人を減らす」というと工程がもっと時間がかかるというイメージを持たれるので、敢えてそういったのかもしれない、と思って黙っておきました。

人手を介さない事で経費削減、迅速化、マス対応化ができるのはタイだけではありません。人を削ることで多くの点が改善できます。

別に「人を削減」で工程遅延を懸念する声を恐れる必要なんてないんですけどね。日系企業のみならずタイのみならず、「人はいるけど仕事は進まない」に辟易としている人ならむしろIT化で迅速化と人員削減は大歓迎、費用の面からしても大歓迎ですね。

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