2018/03/26メルマガ 支払手段の多様化

 

「日本人は日本語主義で現金主義」、日本語に関しては以前から、現金に関しては最近ですが、これらがまるで時代遅れのようにマスコミによって批判されることがあります。

マスコミによる「某アジアの人口が多い国で6億人以上が使用しているという銀行口座に紐づけした支払アプリを日本国内に浸透させたい」という意図もちらほら見えますが、確かに支払い手段の多様化というのはついていく必要があるな、と思います。

伝統的には銀行送金ですね。今でも法人取引に関しては主流です。

イーロンマスクを一躍億万長者にしたPaypalもありますね。これは銀行口座+紐づけしたクレジットカード/デビットカード+メールアドレスにて基軸通貨+そこそこのローカル通貨(タイバーツやシンガポールドルなど)の支払や受取にも対応。

口座経由で現金を入れてカード経由で支払いもできるため「お会いしたことはないけども翻訳をお願いしたい日本でもタイでもない第3国在住社(者)に払う、銀行送金の手間が非常に煩雑」なんてときはとても便利です。

そして最近では「Payonnerで送金をお願いしたい」という話もありました。うむむ、なんだそれは。と思い調べてみるとどうやら元は海外のショッピングサイトに委託販売品を入れその精算で使用、受取手数料はPaypalの半額程度から開始、累計取引額が一定以上になるとさらに半額、というものとのこと。

簡単な例ですが、タイ在住の私が日本のアマゾンプライムに物を出して売れたら販売手数料などをさっぴかれて受け取るお金を入れる口座、ということですね。海外のショッピングサイトの委託販売精算に関しては地場の銀行口座不要になる、というものです。

この「地場の銀行口座不要」というのは口座開設に際して現地での住所や法人が必要ほかいろいろ煩雑なのでとてもありがたいことです。

しかしまだいろいろよくわからないのでまずは情報収集をしました。

うむ、マスターカードしか選択できない。ということは、VISAに比べて1/3~1/4ほどのシェアしかないと言われているマスターカード普及策の一つでもありそうです。

申し込んで2週間ほどでカードが届くとのこと。三現主義の私としてはとりあえずさっそく申し込んでみました。

到着したマスターカード。

アカウントにはタイ国内の銀行口座が紐づけ出来ますが、このマスターカードに紐づけする口座はどうするの?と言うことは、ここから支払出来ない?Payoneerで支払ってほしいとは?と思いカスタマーサービスに連絡していろいろ教えてもらいました。

端的にいうとPayonnerとは最初に受取で使わないと残高が発生しない、というものでした。

つまり、最初はオンラインショッピングの委託なり調査や翻訳の受注なりをして外部より着金を受ける、その着金=残高から支払いをしたり地場銀行口座へ現金化したり、というものです。そして受取手数料は2%-1%。この受取手数料をインボイスに含んでいたとしても、ある程度の額までなら銀行より断然安い、ということになりそうです。

生まれる課題としては新しい送受金手段では会計監査の際に「その送金方法ではダメ」と言われる可能性があるのかもしれません。

ちなみに弊社のような零細企業ではインボイスとPaypalの送金記録(インボイスに記載されている海外通貨と支払い通貨=タイバーツで表記される)を提出すれば特に指摘を受けることはありませんでした。このあたりは各企業によって要確認ですね。

PaypalもPayoneerも別に零細企業や個人フリーランス向けと言うわけではありませんので大中小法人でも使用可能です。

送金規模が大きくなるほど手数料や送金の安全性?などが出て来るかと思いますが、よりよい+有利な選択肢であれば一部への採用を検討することも良いかと思います。

 

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