タイの工業化:日本人が思うよりも工業化は進んでいる

日本のメディアや人の心にも「東南アジアの発展途上国」というと代名詞のようについつい名前の出て来るタイ。

バンコクは突出して都会ですが、地方はまだまだ発展途上国の雰囲気や人の考え方などが残っており、住んでいるという贔屓目を入れてもタイが発展途上国と言う分類に名前が出てくることに全否定は出来ません。

その感覚で「日本の物なら何でも売れるだろう」「何かにつけて日本人が指導育成しないと物事は進まないだろう」と考えがちです。

日本はあらゆるものが成熟市場だから「発展途上中の国ならなんとかなるだろう」と考える気持ちもわかります。

当社で対応している市場調査項目の中にも「ブルーオーシャンが広がっていますよ」という回答待ちだろうなあ、という意図が見える物もあったりします。

毎回様々な分野で調査を実施しますが、意外なことに、タイは他のアセアンと比べると日本人が思うよりも随分工業化されている、という結果が出ます。

タイは日系の二輪四輪製造業の進出の歴史が長く、それに伴い既に数十年それなりの人材育成も出来てきている、あらゆる分野でローカルの製造業者もそれなりに育ってきている、という回答を多く見かけます。

実際、日系二輪四輪メーカーでも「タイにR&Dセンターを設置」というニュースもあり、それなりに人材がいることが伺えます。

「発展途上国だから」という先入観でタイを見ると期待と違う結果になる事もあると思います。

こう書くと「まだまだ」と失笑する方も多数かと思いますが、「それなりでいいならタイ製で十分」という状況であることもまた事実のようです。

 

 

 

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