タイローカル企業数:算出してみました

日本語で タイ 企業数 と検索するとほとんどが在タイ日系企業数を検出します。

タイへ投資となった場合、多くの業種が「タイ人/タイローカル企業をマーケットとしないと立ち行かない」事が多いでしょう。

そこで今回は「タイには何社会社があるのか」を調べてみました。

商務省HPでも合計掲示がない

法人の管理をしているのは商務省。ここのHPをかなり探しましたが、年次合計などのデータなし。

ビジネス系メディアでつい近年に特定の月の新規登録/廃業届け数が見つかる程度。

どうやら積極的に法人数を明示しない方針の様です。

探すと、タイ中央銀行で過去数年の月次新規登録/廃業届け出数の統計があり、そこには出展:商務省 とありました。
http://www2.bot.or.th/statistics/ReportPage.aspx?reportID=801&language=eng

どうやらプレスリリースとして商務省より関係各所に限定公開をしている、配信先がどう使うかは自由、ということのようですね。

とりあえずここから、過去数年の新規/廃業のデータは取れました。

何を基準に「法人数」とするのか

続いて「ある時点での法人数」が必要となります。これもタイ語はもちろん、日本語英語で探して、下記2社様の資料を発見しました。

DATA MAX Co., Ltd.様 HPより
http://www.datamax.co.th/assets/files/list/dbd.pdf
4ページ目、2011年末時点での商務省出展の情報を元に法人件数は全国で507,726社、上場会社は除く数値とのこと。

独立行政法人日本の中小企業基盤整備機構様HPより
http://www.smrj.go.jp/doc/research_case/Thai_local_SME.pdf
6ページ目、2007年時点でのタイ中小企業振興局出展の情報を元に大企業数4,444社、中小/零細企業/一村一品運動組織合計2,239,280社、となっています。

どちらのデータがタイに進出したい日本企業の取引先資料として適しているかを考え、
1. 零細や一村一品は対象外でよいだろう。
2. 最低でも商務省登録済みを対象としたほうがよいだろう。
そうすると、データマックスさんの資料に上場企業数を入れると2012年時点のそれなりの数値が出て来るのか。

しかしなぜ商務省出展の企業数が上場企業を含まない統計になっているのか。謎ですね。

ではその上場企業数は何社か、というとタイ証券取引所のHP
https://www.set.or.th/th/company/companylist.html
ここからエクセルをダウンロード方式で入手できます。2019/03/04で更新されています。
ここから2019/03/04時点で774社と導き出せます。

日本だとたぶん毎日自動更新で上場廃止の統計が出るのでしょうね。こういうほうが簡単なような。
https://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html

上記より、
1. データマックスさんの2011年末商務省で登録されている会社数を元とする。
2. 新規/廃止については中央銀行がまとめた中央銀行のデータを使用し2018年末までの数字を出す。
3. 最後に現在の上場企業数を足す

課題は「元々商務省登録企業だった会社がその後上場したらそれは被るじゃないか」という点ですが、マアそこはそれ、何万もあるわけではないので誤差の範疇ということで。

では合計数を出してみましょう

昨年実績 当年増加 当年減少 当年実績
2012 507,726 62,845 16,936 553,635
2013 553,635 67,302 17,435 603,502
2014 603,520 59,468 29,238 633,732
2015 633,732 60,147 22,536 671,343
2016 671,343 64,288 20,884 714,747
2017 714,747 74,517 21,444 767,820
2017 767,820 72,109 21,775 818,154

 

この2018年末の実績818,154社に2019/03/04の上場社数774社を足すと

818,928社

が2019/03/04時点でのタイ商務省に登録のある会社となります。

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