タイのEC:日本の事情と時差あり

弊社の事業のうちの1つにECビジネスがあります。ヨーロッパ製のスキンケアプロダクツをオンライン販売しています。

タイ国内だけでは市場は小さい事、ECは活動上基本的な条件がそろっていれば現地に支社やディストリビューターなど持たなくとも市場拡大の可能性が非常に高い、などポテンシャルはあります。

欠かせないのが勉強と情報収集です。弊社のEC事業は輸入兼卸および個装発送代行業者に委託しているので実務で手を取られることはありませんが、

「どこそこがアセアン向けにサービス開始した」「なんとかの精算方法が変わった」などは日本語でいいので察知しておく必要があり、そういうコンサルタントのメルマガなどを複数取って情報仕入れをしています。

もちろん、日本語の主に日本向けの情報だけでなく、並行して現地事情の情報入手もしています。

ある日、「タイに住みながらCLMVへEC市場拡大無料セミナー」という広告をFBで見ました。アリババ集団のジャック・マー氏の写真も掲載されており、「アリババ集団がCLMVのECサイトを買収しまくってタイでのアカウント1つで出荷できるようにしたのか」と思わせるような内容でしたのですぐに申し込んで出席しました。

主な内容は
1. アリババを使ってサプライヤーになる方法。お米1000tとか生パイナップル毎月20t、などのバイヤー情報画面が出ていた。
2. eBay仕入Amazon転売。購入する財務体力不要、パッキングや発送は自分でやらなくていい。
と言う内容でした。出席者は若者は20%もいないぐらい、中年がほとんどでした。

私にとって肝心のCLMVは最初に3分ぐらいに各国の経済事情、人口構成、必要としている物品の説明があるぐらいで「え、CLMVについてはこれ以上ないのね。。。」と言う感じでした。

講師は「タイにいながら世界中に販売できる!」「私の実際のアカウントを見せましょうー>1週間で200万バーツぐらいの販売記録がある」「eBay転売は利益率50%以上!」「(出席者)うおースゴい!!(バシバシ写真撮影)」など簡単に現金が入る風に盛り上げて

最後は「技術習得のワークショップ3か月コース、通常4万バーツを今なら1万9千9百バーツと半額でご提供!」でした。

うーん、今やeBay転売はAmazon側でかなり規制が入っているらしいですし、ECで一番かつイタい出費は広告費。掲げているだけで売れるものではない、などは説明なし。

そりゃまあワークショップを売るための集客セミナーなので当たり前か。

ここからわかることは
1. タイのEC市場自体はまだまだ成長中(というと聞こえはいいが未熟ともいえる)
2. 日本では転売業者排除などおきているが、まだタイがそういう対象になっていないのか情報が来ていないのか。知ってても黙っている?
3. 若者よりも中年以降の出席者が多かった。少子高齢化や生涯独身など将来への不安か。買う方も体調ほか理由で今後家から出ないで購入することが増えるだろう。
4. タイ人は煽られやすく短絡的にはまりやすい。。。

 

 

 

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