タイの一般消費財に関する市場成熟度

タイは近年可処分所得の向上等により、日本から見ると消費市場へと変貌してきました。

弊社でも別部門で消費者向け一般消費財EC事業を展開しています。

当初は「タイもマア成長してきたことだし日本語の原稿を多少アレンジして訳せば、、」と思っていたのですが、気候他現地事情はもちろんのこと、

いかにバンコクの極一部が日本の下手な地方都市よりも発展している姿をしていても、やっぱり日本ほど「成熟市場」とは言えないなあ、と思います。

実例ですが、日本語ではお悩みに寄り添い、お悩みの種類を表示、使うとどうなる感も併記する画像も

タイではもっとシンプルに、あれこれ書かず「Bromexはスイス製、高品質、体臭を抑えます」だけにしています。

理由はいろいろありまして、

熱帯雨林気候で常夏のタイでは常に暑く常に体臭が発生しており、「くさい」と言うことにには関心が非常に高いが、体臭の種類(加齢臭かワキガなのかetc)には関心が向いていない。

故に赤字で大きく「体臭抑制」だけになりました。

タイ人自身も「安かろう悪かろう」は分かっているので高品質を強調(高品質を購入するかどうかは別だが)。

外国製はタイ製よりもよいとほぼ妄信の傾向のためスイス製を強調。タイ製品でもその製品がどこをターゲットにしているかによるとは思いますが、

消費市場として高額製品も出てくるようになったのはここ近年であり、単純な思い込みとして「外国製品は良い」という意識が潜在している。

「ピタ」という擬音語擬態語は日本語では非常に重宝されますが、タイ語では「仲間内だけの暗号」的な立ち位置のよう。

日本ではマンガ文化がすでに半世紀以上で「カツーン」「ピタ」「ドドド」と文字で書いてあってもどういう状況かが想像できるけどタイ語はまだそこまでではない。

タイも日本の漫画やアニメはもう何十年前から来ていますが、今の様にデジタル原稿で文字の差し替えなども手軽にできなかったので、セリフはタイ語としても背景の擬音語擬態語はそのままだった、なども影響があるかもしれません。

そのため、ピタは翻訳できず、および敢えてせず。高品質を強調することで「きっと良いのだろう(どういいのか=ピタッと〇〇、までは踏み込まない)としました。

そして単純に、接触の95%以上が携帯電話であるため。小さい画面での露出は大きく短く簡単にとすること。いまだ接触の半分以上がPCである日本語とはもしかしたらここが最大の違いです。

また、色も「えー、蛍光色?」「えー、赤とピンクのシマシマ?」というところで私のセンスが疑われるところだとは思いますが、

常夏できつい直射日光にさらされているタイ人の色覚というか色認識及び好みはやはり日本人とは一味違います。こういっちゃあなんですが、「日本人からするとイマ一歩、、、ダサイ」ぐらいでちょうどいいというか。

「日本で大ヒットの製品、ヒットした内容そのままタイ語したいけどなんだかイマイチ」、よくある現象です。弊社の経験がお役に立てば幸甚です。

 

 

 

 

 

 

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